京仏具/石目塗技法
- 仏具通信
- 2017.10.18
石目塗りとは、漆の表面に乾漆粒を蒔き、石の肌目のような凸凹をもたせる技法のことです。
乾漆粒を蒔いた表面を平らに研ぐことは、高い技術と大変な労力がかかります。
前机や導師机などの天板に石目塗りを施すことにより、美しい見た目はもちろんのこと、何より表面を保護する役割があります。
具足などの移動による傷防止とともに、汚れを簡単に拭取ることができます。
ご新調、修繕の際は石目塗をご検討下さい。
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